2025年3月23日(日) 11:00〜18:00 、「NEMTUS Hackathon Hack+2025」の最終イベントとして「プレゼン(クロージング)イベント」を開催しました!
- 東京会場 : Pleasanter Lounge
住所: 東京都中野区中野2-30-5 中野アーバンビル7F ※JR中野駅南口徒歩2分(大和証券さんの入っているビルです)
Google Map : https://maps.app.goo.gl/i4VHgRSPkTpbLFVY7 - 会場: 不思議な宿
住所: 京都府京都市下京区六条通東洞院東入橋詰町128
Google Map: https://maps.app.goo.gl/FtizfThMLSAdX5EY9 - オンライン会場:Google Meet
この度はテーマ「お笑い」に9チーム、テーマ「地方創生」に11チームが作品提出を行いました。またプレゼンイベント当日の参加チームは11チームでした。うち、2つのテーマ双方に提出されたのが4チームでした。
「お笑い」提出作品一覧ページ

「地方創生」提出作品一覧ページ

受賞作品
今年は幅広く多くの方々と一緒にブロックチェーンの活用機会を探るべく、テーマを「お笑い」「地方創生」の2つに設定しました。
また前回に引き続き、NEM/Symbolに限らず、Bitcoin・Ethereum・Cosmos SDK・Astarなどのような他のブロックチェーン技術の採用をOKとしました。
そんな今回のハッカソンでしたが、参加者は多様なアイディアや技術を持ち寄り、様々な素晴らしいプロダクト開発しました。
受賞作品が決定しましたので、ご報告します。
お笑い
最優秀賞(1st Prize)
作品名:「laugh-chain」
チーム名:Team-Kansai
● 総得点:171p
● 最優秀賞(1st):769.5 USDT
・作品概要:
ラフチェーン (LaughChain)は、生成AIとブロックチェーン技術を活用し、お笑いネタをみんなで作り上げるインタラクティブなサービスです。ユーザーはAIが生成するネタの分岐点ごとに投票を行い、最終的に完成したネタの面白さを評価します。今までは「受動的に楽しむ」だけだったお笑いを、「参加して一緒に作る」新しい体験へと進化させます。
・作品URL:
・リポジトリ:
優秀賞(2nd Prize)
作品名:「HapiSmile」
チーム名:HapiSmile
● 総得点:138p
● 優秀賞(2nd):621 USDT
・作品概要:
HapiSmile は、動画を見て笑顔になるだけでトークンが貯まるプラットフォームです。貯めたトークンは特別な NFT やイベント参加など、さまざまな楽しい体験に交換できます。笑顔が新しい価値を生み出す、新感覚のエンターテインメントです。
・作品URL:
・リポジトリ:
3rd Prize
作品名:「浮世絵でつなぐ未来と地域〜デジタル技術で文化と地方創生〜」
チーム名:MTN
● 総得点:108p
● 3rd Prize:486 USDT
・作品概要:
アプリ名:「浮世絵トレイル」
中山道を歩きながら、浮世絵を集め、歴史と文化を体験できるアプリです。
NFCやQRコードを活用し、チェックポイントでデジタル浮世絵を収集。さらに、UkiyoTokenを貯めることで、美術館の入場特典や限定NFT、提携店舗の割引券などと交換できる仕組みを提供します。デジタル技術を活用し、文化・観光・地方創生を融合した新しい体験を創出します!
・作品URL:
・Youtubeリンク:
お笑い 作品一覧
- 作品名:「laugh-chain」 チーム名:Team-Kansai 総得点:171p 769.5 USDT
- 作品名:「HapiSmile」 チーム名:HapiSmile 総得点:138p 621 USDT
- 作品名:「浮世絵でつなぐ未来と地域〜デジタル技術で文化と地方創生〜」 チーム名:MTN 総得点:108p 486 USDT
- 作品名:「ROFLoL」 チーム名:チームROFLoL 総得点:71p 319.5 USDT
- 作品名:「Ten-Toh.fun」 チーム名:Ten-Toh.fun 総得点:44p 198 USDT
- 作品名:「Town [ ] Chain」 チーム名:FUNCTION TALES 総得点:43p 193.5 USDT
- 作品名「Symbolをデータ可用性レイヤーとして用いるSovereign Rollupとその応用」 チーム名:まい月 総得点:11p 49.5 USDT
- 作品名:「Project」 チーム名:creatagon 総得点:7p 31.5 USDT
- 作品名:「Raise.win」 チーム名:Raise.win 総得点:7p 31.5 USDT
地方創生
最優秀賞(1st Prize)
作品名:「サンテン」
チーム名:シャーシン
● 総得点:117p
● 最優秀賞(1st):527.378964 USDT
・作品概要:
日常の仕事に期待値を付与し、生産活動に活気を付与する。具体的には日々のタスク(仕事)を完了するとガチャチケットがもらえる。そして月に1回ガチャを引くチャンスが与えられる。当選確率は運営で操作はできるが、当選者には100万円(10000ドル)が当選するといった流れになります。
・作品URL:
・リポジトリ:
優秀賞(2nd Prize)
作品名:「浮世絵」
チーム名:MTN
● 総得点:112p
● 3rd Prize:504.841402 USDT
※テーマ「お笑い」でも3rd Prizeを受賞。
3rd Prize
作品名:「Toban -当番-」
チーム名:Toban -当番-
● 総得点:88p
● 3rd Prize:396.661101 USDT
・作品概要:
Toban is a simplest way to record contribution and distribute rewards.
Projects that involve a diverse people, such as open source development, collaborative works by multiple creators, and volunteer activities, and in which the people involved change one after another, can be very exciting, but they also have their own unique difficulties.
For example
- Annoying to Track Works:
- It’s very tedious to report what you’ve accomplished for each task
- Nobody are running a community to measure contributions by weighting each task.
- We always forget anyway lol
- Rewards are required for Long term Contribution
- There is no long-term contribution, just a volunteer spirit
- There is no money to give out of the blue, and no one starts because of money.
- Someone needs to do the housework and chores
- Ladder for Onboarding to the Community
- Few people can participate on their own
- It is difficult to understand the community enough to actually be able to do something
- It’s important to have a starting point that makes it easy to contribute something
Therefore, we created Role Based Rewards Distribution system to track contributions and distribute rewards by role.
Core features are
- Manage responsibilities and rights on rolls
- Track little contributions with P2P token transfer
- Determine the rewards rate based on roll and engaged period
- Distribute rewards quickly to a large number of people
These solutions were combined with ideas from Hats Protocol, Splits, and Protocol Guild.
・作品URL:
・リポジトリ:
地方創生 作品一覧
- 作品名:「サンテン」 チーム名:Team-Kansai 総得点:117p 527.378964 USDT
- 作品名:「浮世絵でつなぐ未来と地域〜デジタル技術で文化と地方創生〜」 チーム名:MTN 総得点:112p 504.841402 USDT
- 作品名:「Toban -当番-」 チーム名:Toban -当番- 総得点:88p 396.661101 USDT
- 作品名:「地元の地方クリエイターが造る TouristLog」 チーム名:morimoli 総得点:81p 365.108514 USDT
- 作品名:「ときめき⭐︎クロ二カル」 チーム名:五稜星 総得点:61p 274.958263 USDT
- 作品名:「農家・物流・購入者をつなぐ次世代流通基盤」 チーム名:manaphy 総得点:50p 225.375626 USDT
- 作品名:「Omotenashi」 チーム名:Omotenashi 総得点:28p 126.21035 USDT
- 作品名:「Project」 チーム名:creatagon 総得点:27p 121.702838 USDT
- 作品名「Symbolをデータ可用性レイヤーとして用いるSovereign Rollupとその応用」 チーム名:まい月 総得点:22p 99.165275 USDT
- 作品名:「Fund Crypt」 チーム名:Fund Crypt 総得点:7p 31.552587 USDT
- 作品名:「Ten-Toh.fun」 チーム名:Ten-Toh.fun 総得点:6p 27.045075 USDT
スポンサー賞
Atomos-Seed賞
● 賞金:10万円の賞金を贈呈
● 作品名:「浮世絵」
チーム名:MTN
【スポンサー企業様のコメント】
Atomos-Seedで進めているプロジェクトや事業との親和性があり、ぜひご一緒に実現できればと考え、選定しました。また、この手法を他の地域にも使えそうなため、各地の地方創生に活かせればと思います。
chain.tokyo賞
● 賞金:当社運営のコワーキングスペースドロップイン無料券を5回分ずつ贈呈
(有効期限:2025年12月31日まで)
● 作品名:「ときめき⭐︎クロ二カル」
チーム名:五稜星
・作品概要:
AI Agents × ブロックチェーン(NFT・トークン)を活用し、地域の観光資源や特産品をデジタル化して新たな価値を創出。個別化された体験提案や特典システムで観光消費を拡大し、リピーターを促進。地域住民や事業者と連携し、持続可能な経済活性化と文化継承を実現する。
・作品URL:
・リポジトリ:現在非公開

【スポンサー企業様のコメント】
地方創生の直近の課題で難しいのは爆発的に広がる過疎化。それを阻止できる出会いを提供できる可能性を感じ選びました。多くのビジネス的可能性を感じました。
● 作品名:「Toban -当番-」
チーム名:Toban -当番-
【スポンサー企業様のコメント】
chain.tokyoが考えるコミュニティ・ビジネスの中核的部分をになえる仕組みだと思いました。また、POCを含め真面目に実装を進めている点に好感が持てました。
SEKKA SHIRETOKO賞
● 賞金:SEKKA SHIRETOKO内にある、コワーキングスペース&バーチャルオフィス Chain SHIRETOKOのドロップインチケット1日分x5回分ずつ贈呈(22,000円相当.利用期限2025年12月31日まで)
● 作品名:「浮世絵」
チーム名:MTN
【スポンサー企業様のコメント】
アートと旅行を組み合わせた面白い作品だと思いました。北海道には浮世絵はないですが、他に同じような仕組み出来るようでしたら自然遺産知床でぜひ実装してほしいです。
● 作品名:「農家・物流・購入者をつなぐ次世代流通基盤」
チーム名:manaphy
・作品概要:
私たちは、ブロックチェーン技術を活用し、農家・物流・購入者をシームレスにつなぐ次世代流通基盤の構築を目指したプロダクトを開発しました。
地方農家の販路拡大、物流の効率化、購入者の信頼性向上を実現し、地域経済の活性化と持続可能な食の流通を促進します。透明性の高い取引とリアルタイムの情報共有により、より公平で効率的な市場を創出します。
・作品URL:
・リポジトリ:
【スポンサー企業様のコメント】
北海道の課題を多く解決できるサービスだと感じました。こういうサービスが普及し、美味しい北海道産のじゃがいもや玉ねぎ、アスパラやとうもろこしなど多くの美味しい食材を全国・全世界に直接お手頃な価格で届けられたらと想います。
NEMTUSから

プレゼンイベントの京都会場参加メンバーでの記念撮影写真

プレゼンイベントの東京会場参加メンバーでの記念撮影写真
作品提出された各チームの皆様、スポンサー企業の皆様、コミュニティ投票に参加してくださったコミュニティの皆様、その他お力添えくださった皆様、大変お疲れ様でした。そして、ご協力ありがとうございました!
NEMTUSとしては2022年から始まり、今年で4回目のハッカソンイベントとなりました。幅広く多くの方々と一緒にブロックチェーンの活用機会を探るべく、引き続き精進してまいります。
次回のハッカタスもよろしくお願いいたします!